車庫証明申請代行マイスター

黒ナンバー 取得方法

この時勢でネットでの販売が、かなりの物量になっています。お店での購入だけでなく、ネットでの購入は今後も増えるのではないでしょうか。そうなると、どうしても運ぶことのニーズは増えることはあっても減ることはないと考えられます。

そこで、その運ぶことのニーズに応える意味から、仕事として荷物を運搬することができる、黒ナンバーの取得方法についてお伝えします。

黒ナンバーの取得方法

「「貨物軽自動車運送事業」とは、他人の需要に応じ、有償で、自動車(三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車に限る。)を使用して貨物を運送する事業をいう。」貨物自動車運送事業法第2条

上記の「自動車」に該当するのかどうか、事業を開始する為に必要な要件はなんなのか、その要件をお伝えします。

黒ナンバー取得の要件

1 営業所と休憩・睡眠施設が準備できること。
自己所有の営業所、賃貸の営業所どちらでも大丈夫です。個人で行う予定の方も多いかと
思いますがその場合には、ご自宅を営業所、休憩・睡眠施設としての申請も可能です。
ただ、気をつけないといけないのが、営業所にする場所が、市街化調整区域にかかって
いないこと。あと市街化調整区域にかかっていても、事務所として使用が可能な場所か
どうかの確認が必要です。

2 営業所から2km以内の場所に車庫があること
車庫証明の届出の要件と同様に2Km以内に自己所有でも賃貸でもいいので、
車庫を確保する必要があります。

3 1台以上車両があること
  申請時に最低1台の車があることが前提です。車の詳細については後ほど紹介
致します。

4 運送約款があること
  約款については こちら を参照してください。

5 損害賠償能力があること
  自動車損害賠償保障法等に基づく責任保険又は責任救済に加入する計画、
一般自動車保険の締結など十分な損害賠償能力があること。
自賠責保険、自動車任意保険に加入することが求められます。

黒ナンバー取得 車の要件

それでは車の要件についてお伝えします。

軽自動車でも、そのまま黒ナンバーが取得できる車種と、黒ナンバーにする為には
「構造変更」という改造の手間をかけないと、取得できない車種があります。

・「構造変更」なしに黒ナンバーにできる軽自動車

車検証をご確認ください。車検証の上の欄に「用途」の記載がありますので、そこが「貨物」になっている。例えばナンバーが、「大阪 00 あ 1234」とかになっていていわゆる「」ナンバー の場合は構造変更なしに登録ができます。

黒ナンバーにするには「構造変更」が必要な軽自動車

上記同様、車検証をご確認ください。車検証の上の欄に「用途」の記載がありますので、そこが「乗用」になっている。例えばナンバーが、「大阪 00 あ 1234」とかになっていていわゆる「」ナンバーの場合は構造変更をした後、軽自動車協会の検査に通って登録となります。

どの様な「構造変更」が必要かは近くの軽自動車検査協会で必要な構造変更の内容を確認し改造、構造変更検査を通す必要があります。

車検証の所有者について

車検証の所有者がローン会社になっている場合は、注意が必要です。ローン会社によってはローンを全て完済してからでないと、黒ナンバーの登録ができな場合もありますので、黒ナンバーにすることの条件を必ずローン会社に確認し、承諾をとってから申請してください。

その後の流れ

申請の要件が揃ったら、まず

運輸支局に書類を提示します。必要な書類は下記になります。

・貨物軽自動車運送事業経営届出書

・運賃料金設定届出書及び運賃料金表

・事業用自動車等連絡書

・車検証コピー(新車の場合はカタログや完成検査終了証、譲渡証明書等諸元がわかるもの)

その後 軽自動車協会で手続きをします。

軽自動車協会で必要な書類等は下記になります。

・車検証原本

・申請依頼書

・現在のナンバープレート2枚

・事業用自動車等連絡書(運輸支局の経由印が押されているもの)

・車検証が自己名義になっていない場合は住民票(個人)または法人謄本(法人)

まとめ

今回は黒ナンバーの取得についてお伝えしました。

黒ナンバー取得については運輸支局、軽自動車協会と申請しますが、申請自体は混んでいなければ両方併せても1日あれば、完了できるものです。

ただ、書類の記載、要件を満たしているかどうかの判断等、煩雑な部分もありますので、「時間が無い」「面倒そう」と思われた方は、申請の代行も、検討してみてはいかがでしょうか。当所では黒ナンバー申請代行サービスも業務としておりますので、是非お声がけ頂ければ、お客様の新たなチャレンジにお役に立てるように誠心誠意対応させて頂きます。