書庫証明ってどんなもの?車庫証明のすべてを解説
このサイトを訪れて頂きありがとうございます。多分皆さんは自分で車庫証明を申請してみようかとか、代行を依頼する行政書士を探している方とか、車庫証明って何?とか疑問に思ってこのページにたどり着かれたのではないでしょうか。
車を購入した時に車屋さんから、車庫証明が必要とか引っ越しの時などの際に、「車庫証明」という言葉を耳にすることがあるかと思います。ただ毎日それこそ日常的にはあまり耳にしない言葉ですね。
一般的に、「車庫証明」という名称で問題はありませんので、このサイトでも「車庫証明」という言葉を使っていますが、実は車庫証明というのは正式な名称ではありません。
これから車庫証明について、車庫証明の申請代行専門の行政書士が、すべてを解説していきます。
「車庫証明」とは何ぞや
車庫証明の正式名称は「自動車保管場所証明書」といいます。
車庫証明の正式名称を知っていてもなかなかハナタカさんには、なれないと思いますが
警察署でも、どこでも車庫証明で通用しますので問題ありません。
そもそも車に車庫証明が必要とされた最大の要因は、高度経済成長に伴って車の台数が増えるに従い、道路を駐車場代わりにする車が多く、交通渋滞、交通事故、治安など様々な社会問題を引き起こしたことが原因となります。
それで「自動車の保管場所の確保等に関する法律」(通称「車庫法」あるいは「保管場所法」)は昭和37年6月1日に施行されました。
こちらが「自動車の保管場所の確保等に関する法律」です。興味のある方はご覧ください。
(目的)
第1条 この法律は、自動車の保有者等に自動車の保管場所を確保し、道路を自動車の保管場所として使用しないよう義務づけるとともに、自動車の駐車に関する規制を強化することにより、道路使用の適正化、道路における危険の防止及び道路交通の円滑化を図ることを目的とする。
とあります。
自動車の保管場所の確保に関する法律 聞きなれない法律の名前が出てきましたが車庫証明がなぜ必要かの根拠となるものです。
つまり車庫証明は、道路使用の適正化、円滑化、無駄な危険を排除し、国民の利益を守るということにあるのです。車庫証明とは、結構生活上に大事なものであることがご理解頂けたでしょうか
いつ車庫証明が必要なのか
それでは
車庫証明が必要な場面とははどん場面でしょうか
以下のこんな場面です。
・新しく車を購入した時
・車を譲り受けたりしたときなど、名義変更が必要な時
・引っ越しで、車庫が変わる時
これらの場合に、車庫証明の申請、取得が必要となります。尚、例外もありますので、詳しくは自分でやれる! 車庫証明の申請を参照にしてください。
一番気を付けたいのが引っ越しの時です。引っ越しの時はただでさえいろいろやることがあって、すっかり車庫証明のことを忘れてしまったと言う事にならないように気を付けてください。
車庫証明を申請・取得しなければならないのに、もしそれを怠った場合、車庫飛ばしと言う犯罪に該当します。意識的で無くとも、犯罪とされて罰金を支払うことになるのは、とてもなんとも残念なことと思いますので、車庫証明を忘れずに申請してください。
申請先となるのは車庫を管轄する警察署
車庫証明の申請先は車庫を管轄する警察署です。
生駒市に住んでいる方が、奈良市で駐車場を借りたとします。その場合の申請先警察署は、その車庫を管轄する奈良市の警察署ということになります。
自分が住んでるところを管轄する警察署は申請先ではありませんので気を付けてください。車庫がある場所が申請先になります。
警察署に、車庫証明申請書と、他必要書類を添付して申請します。自分でやれる! 車庫証明の申請にて必要書類やその記載例もこのサイトからダウンロードできますので、是非ご利用してください。
車庫証明書の交付期間はそれぞれの警察署によって異なります。
中一日や、中三日で交付される警察署もあります。奈良県内の場合は中2日~3日で交付されることが多いです。実際の申請時には通常どれくらいで交付されるか、警察署に問い合わせてみてください。
奈良県は、申請の際に車庫証明の申請手数料で2100円、交付の際に保管場所標章交付料として500円の、合計2600円が必要となります。
まとめです。
以上に車庫証明とはの解説をしてまいりました。
日常生活ではそれほど、なじみのない車庫証明ですが、道路使用の適正化、道路における危険の防止及び道路交通の円滑化には必要なものだとご理解いただけましたでしょうか
車の購入、転居の際に車庫証明が必要だってなったとき、このサイトの内容ががちょっとでもお手伝いできれば幸いです。また別ページの
参考にしてみてください。